WORKS

メジャースケールのプロデュース第1弾となる物件は築45年、約45平米の1LDKのお部屋となりました。
駒沢公園からもほど近い立地の物件は管理体制もしっかりとしており、ファミリー世帯から若い単身世帯まで幅広い世代から支持を受ける資産価値も高い物件です。

こちらの間取りのこだわりポイントは、キッチンカウンターを中央に配置し、複数名の来客や昨今のテレワーク環境にも適用可能にしたことです。
生活人数が増えるなどライフスタイルが変化しても広々と使えるダイニングカウンターとなっています。

また、空間には目にみえる光の効果がとても重要です。
その効果が出るには、素材や天井の高さなどたくさんの要因が影響してきます。
日中の採光と夕暮れから夜にかけての印象の違いが大きく現れる照明計画を実装しました。

こちらの物件の推しポイントは何といっても新宿の都心方面までさえぎる物がなく、気持ちよく抜けている眺望です。
この眺望を活かせるような部屋づくりをしようと、このプロジェクトは進み出しました。

ここからリノベーションの過程を順を追ってみていきます。

窓からの眺望は新宿方面まで気持ちよく抜けているものの、施工前の室内はリノベーション前ですので古さを感じてしまいます。
リビングスペースの天井はキッチンスペースから同じ高さで作られていました。

45㎡のお部屋ですので間取りの制限はありますが、こちらの物件は玄関を入ると仕切りもなくすぐにキッチンが目に入る間取りとなっておりました。

玄関や水回りもだいぶ年季の入った内装でした。

解体が完了すると、コンクリート剥き出しの「スケルトン」と呼ばれる状態になります。
築年数が古く給排水管の交換や間取り変更を伴うリノベーションを行う場合には、室内を丸裸にして一から全てを造り直します。

その後床や壁天井の骨組みを組み直し、新しい間取りへと生まれ変わります。

解体してみるとリビングスペースの天井を上げられることが判明するといううれしい誤算もあり、開放的なお部屋にすることができました。

You Tubeにて設計を担当した花山が解説も行っておりますので、ぜひこちらもご覧ください。

ご縁があり、同じマンション内の真上のお部屋もリノベーションを行うことに。
間取りは同じですが、内装のテイストを変えたお部屋となっております。
見比べてみたい方はこちらをご確認ください。

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