施工事例
交響曲
新と旧、和と洋、人間と猫。
一見、相反するような要素たちが、オーダーリノベーションによって見事に調和し、ひとつの壮大な「交響曲(シンフォニー)」を奏で始めました。
それぞれの個性が互いを引き立て合い、暮らしの中に豊かな音色をもたらす。
そんな、心が落ち着く「現代の和み」に満ちた住まいをご紹介します。


【第一楽章】和と洋の共鳴、大空間の広がり
LDK:継承される「和」の情緒 × 現代的な「洋」の機能美
かつて和室とLDKを隔てていた壁を取り払い、ひと続きののびやかな大空間を創出しました。 そこに広がるのは、新旧と和洋が美しく響き合う、唯一無二の空間です。


この大空間を、必要に応じてフレキシブルに仕切るのが、天井に美しく収まるNORMANのロールスクリーンです。
来客時には完全に閉じてプライベートな空間に、普段は開け放って一体感を。 開閉の度合いによって、空間をゆるやかにつなぐことも可能です。
デザインの美しさと柔軟な暮らしやすさが、心地よく調和しています。

キッチン:スマートな動線 × タイルが奏でる彩り
キッチンは従来のL型からスマートなⅠ型へ。
シンクとコンロが一直線に並び、通路に余裕が生まれたことで、効率的な家事動線を確保しました。





背面には、深みのある「桑色(くわいろ)」の縦貼タイルを配し、スタイリッシュで落ち着いた印象に。
吊戸棚を無くし、レンジフードを壁際に寄せることで、視覚的な圧迫感を解消しています。

そして、対面カウンターの立ち上がりには、可愛らしい幾何学模様のタイルをあしらいました。
目地の細さにまでこだわった異なる2種類のタイルが、キッチン空間に楽しいリズムと彩りを与えています。
幅広のカウンターは作業スペースとしてはもちろん、ダイニングテーブルとしても使用可能です。
リビング窓まわり:優れた調光性 × 光と風が通り抜ける自由
リビングの大きな窓を飾るのは、NORMANの「スマートドレープシェード」。


カーテンの柔らかな風合いと、ブラインドの優れた調光性をあわせ持つこのシェードは、一本一本が独立した美しいタテ型のブラインド。
風が吹けばふわりと優しくそよぎ、閉じた状態のままでも、隙間からベランダへすっと通り抜けられる。
そのスマートな機能美は、暮らしに優しく寄り添います。
【第二楽章】気ままな足取り、すっきり整う愛おしい居場所
キャットスペース:家族(猫)の気ままな寛ぎ × すっきり魅せる機能美
淡いピンクのクロスとヘリンボーンの床が印象的なキャットスペース。
愛猫がトコトコと気ままに歩き回り、のびのびと過ごせる、家族への愛情が詰まった特別な居場所です。

キャットスペースの正面には、空間にやさしく馴染むロールスクリーンを設置。
普段は開け放して愛猫の気配を感じ合い、来客時やスッキリ見せたいときにはサッと下ろすだけで、生活感をスマートに目隠しできます。


さらに、この愛おしい世界観はLDKにも。
リビングの壁面にはインテリアとしても美しいキャットウォークを設置し、愛猫が自由に高い場所から室内を見渡せる仕掛けに。
部屋のあちこちにちりばめられた工夫が、愛猫の心地よさも、住まい全体の洗練されたデザインも叶えてくれます。
【第三楽章】深まる安らぎ、意匠が奏でる趣
サニタリー:リラックスできる機能性 × ニュアンスカラーとタイルの美意識
水回りスペースは、ただ使うためだけの場所ではなく、一日の疲れを解きほぐす落ち着きある空間へとアップデートしました。





毎日使う水回りスペースは、ただ身支度を整えるだけでなく、心をふっと解きほぐす安らぎの場所へ。
洗面室にはぬくもりある色調のクロスと繊細な幾何学タイルやゴールドのフレームを、トイレには風情を感じさせる鶯色のクロスをあしらい、空間ごとに表情の異なるニュアンスカラーを取り入れました。
細部まで美意識を張り巡らせた意匠性と、清潔感あふれるモダンなバスルームの使い勝手が心地よく調和した、静かで深い趣(おもむき)に包まれる空間です。
【第四楽章】ゆとりの居室、頼れる機能美の静寂
洋室:開放的なプライベート空間 × WIC&ホスクリーンの利便性
各洋室には既存をいかしながらゆとりある広さを確保し、落ち着いて過ごせるプライベートな空気感を大切に仕上げました。





毎日の暮らしを支える収納として、コの字型にハンガーパイプを巡らせた大容量のウォークインクローゼット(WIC)を完備。衣類から季節のアイテムまでたっぷり収まり、居室には常にすっきりと美しい余白が生まれます。
さらに壁面には、必要なときだけワイヤーを伸ばして使えるスタイリッシュなホスクリーン(室内物干し)を設置。使わないときは空間に美しく溶け込み、インテリアの邪魔をしません。
美しい静けさと実用性が心地よく共存する、頼もしいプライベート空間です。
【第五楽章】記憶を継ぐ足元、新しい質感
玄関:慣れ親しんだ骨組み × 足元を弾ませる軽やかなアプローチ
住まいの顔である玄関は、既存の収納スペースをそのまま大切に継承し、慣れ親しんだ骨組みを生かす設計に。




そこに合わせたのは、モダンで軽やかな塩ビの六角形(ヘキサゴン)タイル。
落ち着きある玄関空間にポップで洗練されたリズムを生み出し、ドアを開けた瞬間に新しい住まいのストーリーを感じさせてくれます。
新と旧の質感が心地よく交差する、軽やかなアプローチです。
【終楽章】それぞれの個性が、ひとつの住まいを奏でる
和の伝統と洋のモダン、人の快適さと猫の気ままさ、新しさの中に宿る思い出の記憶。
一つひとつの要素が引き立て合い、それぞれの楽章が重なり合うことで、この住まいだけの壮大なシンフォニーが完成しました。
暮らしの数だけ存在する、カタチ。
お互いを思いやる優しさと美意識が詰まったこの場所で、これからも豊かな日常の旋律が紡がれていきます。
| エリア | 東京都荒川区 |
| 間取り | 3LDK+WIC(ウォークインローゼット) |
| 築年月 | 2005年(平成17年)1月 |
| 施工時期 | 2026年(令和8年)6月 |
| リノベーション内容 | LIXIL製システムキッチン新規交換 LIXIL製追焚機能付ユニットバス新規交換(浴室換気乾燥機付) TOTO製洗浄便座付トイレ新規交換 Panasonic製建具・収納等新規交換 Panasonic製洗面化粧台新規交換 |
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